Layer-specific integration of locomotion and sensory information in mouse barrel cortex|Nat Commun(2019)
L5ニューロンは走行中の壁への接触刺激に一過性に反応するのに対し、L2/3ニューロンは持続的に活動する。
休憩中では抑制のみ見られL2/3(15%)がL5より多かった(5%)
「走行+接触」をコードするニューロンはL2/3層に多く存在し、接触中の走行速度をより正確に表現する。
両層とも、触覚刺激の急な変化に敏感な神経は少数である。
まとめると、移動運動はバレル皮質全体の神経活動を増加させるが、L5層は主に触覚の変化を検出し、L2/3層は触覚刺激を持続的に走行運動と統合している。